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  • 執筆者の写真sazanamicare

心がほどける瞬間

こんにちは。

近江祐樹(ケアマネジャー)です。

今日は短く、良い瞬間に立ち会えたことを紹介します。


ご自身が、体の不調やそれに伴う心の不安を数年間抱えてきている方。

お一人暮らしでもあり、それが不安を増大させて行きます。


長年の不安をすぐに解決する方法は難しい。そこで、昨日のケアチームによる担当者会議です。みんなの頭を悩ませ、意見を出し合い、本人の意向、それぞれの立場からの意見を最大限尊重し、話を続けます。本人、家族、ケアチームのメンバーがニーズを解決するため時間を共にします。時間をかけ、丁寧に話を進めることで、欠けているピースを加える決断が共有できました。


そして今日一つ、結果が出ました。

以前よりお勧めしていた、専門医に診察してもらうこと。これまで、ご本人の抱える複雑な思いがそれにブレーキをかけてきました。


診察において、まず第一に本人の顔を見て、ゆっくりと話しを聴いてくれること。ゆっくりと聴いた後、専門医としての判断をゆっくりと本人に伝わるようにお話ししてくれること。


普通の事です。


だけれども、それが本人が今、必要としていた事のひとつでした。表情が変わり、心がほどける瞬間を共有することができました。日々のチームケアが実る瞬間です。


もしかすると、良い方向に向かうのではないか。この瞬間から、またご本人の暮らし、生活の質(QOL)が変化していきます。さらには家族の安心感、納得感まで連鎖し変化していきます。


これが希望の種です。良いケアを見させていただきました。尊敬いたします。良いチームで仕事ができ、うれしいです。皆さまいつもありがとうございます!


#ケアセンターさざなみ#鋸南町#介護#ケアマネジメント#希望の種#相談援助技術#チームケア万歳!















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