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  • 執筆者の写真sazanamicare

さて、またまた業務改善シリーズです。


さざなみで取り組み始めたのがヒヤリハットを捉え直すこと。

これまでのヒヤリハットの運用が上手く機能せず、硬直かしていることを感じていました。これを機能させたい。そんな声をスタッフが上げてくれました。


そうなれば一生懸命考えます。色々調べれば良い案がたくさん。みんなで相談し新しい枠組みを作りました。


以下、これまでのヒヤリハットが上手く機能しなかった原因と考えたもの。

1、ネガティブなものをそもそも書くことが負担である。

2、ネガティブな物を書き、上司に提出することが不安である。

3、やりたくないので、ヒヤリハットとしてとらえずスルーしたくなる。


解決法はヒヤリハットの価値観を捉え直すこと。


1、さざなみではヒヤリハットを「気付く力、それぞれの個性の違う職員の視点、強みを生  かすもの」と再定義しました。

2、書式を簡単に、1〜2分程度で書けるものとしました。

3、ヒヤリハットの名称を「気付き発見!改善シート」と変更。ネガティブなもの、ポジティブ問わず、書くことができるようにしました。

4、当事者だけが書くのではなく、気づいた人が改善したい事を書けるようにしました。

5、気付きシート担当者を選任、上司よりもより気楽に提出出来るようにしました。

6、個人の問題でなく、全体の問題として改善について話し合うようにしました。


他にも色々と取り決めたものがありますが、これまでよりも格段に業務改善のサイクルが回り始めたことを感じます。これまで膠着していたものを改善していいんだ、変えていく必要があるんだと、ベーシックな価値観から変わっていくことを感じます。





どんどん改善、今日より明日がよくなるよう。1年後にはどこまでいけるのか。楽しみです。改善シリーズ、今後も続けていきます。


#ケアセンターさざなみ #鋸南町 #介護 #デイサービス #ケアマネ #訪問介護 



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久しぶりの投稿となります。ここしばらくコロナウイルスの騒乱や介護保険法改正に追われ非常に忙しくブログ更新から離れていました。


今日はケアマネジメントから。ケアマネ事業所向け業務改善についてです。

2020年7月よりタイトルの「ケアマネジャーを紡ぐ会」に加入し、学ばせていただいています。


「ケアマネジャーを紡ぐ会」については紡ぐ会ホームページを見ていただければと思います。https://www.tsumugukai.net/


コロナ禍で集合研修にいけず、学びが滞ってしまう状況の中、世の中のオンライン化がスピードアップしています。紡ぐ会の研修は基本的には無料で自宅や事務所にいながら素晴らしい研修を受けることができます。


特に今取り組んでいるのはケアマネジャーの時間を作り出すこと。

紡ぐ会の採用する方式は目から鱗の視点がたくさん。法定の業務を最小限の労力で簡単にクリアし、その分を利用者さんやご家族、地域のために使うことができます。


モニタリング訪問を毎月1日から回ります。1日3件ペースを守り訪問していくことで10営業日で30件、15営業日で45件を訪問することができます。1日3件訪問というのはケアマネにとって負担の少ない件数。そのほかの業務も十分に行えます。また重要なのは記録まで行うこと、訪問後すぐに記録まで終わらせることで後に溜まっていく書類がなくなります。


非常に画期的です。これまでモニタリング訪問は月中頃から回り始めるケアマネジャーが多かったのではないでしょうか。大体22日頃までにモニタリングにかかる業務は終了し、翌月の準備や書類の整備に充てられます。緊急対応も余裕を持った状況で対応でき、心にゆとりが生まれていきます。


書類管理はケアマネのストレスの軽減のため。数ヶ月かけて1日からのモニタリングにシフトしていきましたが非常に精神的に楽になりました。この方法をしっかりと共有し、自分たちのスタイルに落とし込んでいきたいと思います。



今後、少しずつさざなみの業務改善について書いていければと考えています。色々な壁に当たりながら業務改善について考え、話し合い、チャレンジし、私たち介護従事者の貴重な時間をケアに投入出来るようにして行きたいと思います。


#ケアセンターさざなみ #鋸南町 #介護 #ケアマネジメント #ケアマネジャー #訪問介護 #デイサービス #業務改善 

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  • 執筆者の写真sazanamicare

今日は3月11日、東日本大震災から十年の月日が流れています。あの日起こった事、今も昨日の事のようにありありと思いだすことができます。


東北から遠く離れたこの地で感じた不安。実際に被災地にいらっしゃった方の心情は想像もできません。今もなお、復興の途上、あの日に有ったものは形が変わり、戻らない。自分たちに何かできる事があるのか、考えると途方に暮れてしまいます。


以下は本日の朝刊、読売新聞に掲載された福島県の広告。



上記カッコ内抜粋します。


「あの日私たちは、波に飲み込まれていく人々の手を掴み取って救うことができなかった。だから今度は、社会から分断されゆく人々の手を握り締めて、離さないで。みんながもっと自分を、他人を愛せる世界を願っています。そして私自身が、そうでありたい。」

会津学鳳高校 平子七海さん


あの日生まれた赤ん坊が10歳、10歳だった子供たちは成人しています。上記の文章を高校生が書いたこと。このコロナ禍、今の世界が彼女たちにどう見えているのでしょうか。絶望の先に希望を。希望を持ち続けられる世界を私たち一人ひとりが作らねばなりません。大人である私たちが、次の世代に引き継げるように。


#ケアセンターさざなみ#鋸南町#介護#ケアマネジメント#デイサービス#訪問介護


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