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  • 執筆者の写真sazanamicare

ヒヤリハットを捉え直す

さて、またまた業務改善シリーズです。


さざなみで取り組み始めたのがヒヤリハットを捉え直すこと。

これまでのヒヤリハットの運用が上手く機能せず、硬直かしていることを感じていました。これを機能させたい。そんな声をスタッフが上げてくれました。


そうなれば一生懸命考えます。色々調べれば良い案がたくさん。みんなで相談し新しい枠組みを作りました。


以下、これまでのヒヤリハットが上手く機能しなかった原因と考えたもの。

1、ネガティブなものをそもそも書くことが負担である。

2、ネガティブな物を書き、上司に提出することが不安である。

3、やりたくないので、ヒヤリハットとしてとらえずスルーしたくなる。


解決法はヒヤリハットの価値観を捉え直すこと。


1、さざなみではヒヤリハットを「気付く力、それぞれの個性の違う職員の視点、強みを生  かすもの」と再定義しました。

2、書式を簡単に、1〜2分程度で書けるものとしました。

3、ヒヤリハットの名称を「気付き発見!改善シート」と変更。ネガティブなもの、ポジティブ問わず、書くことができるようにしました。

4、当事者だけが書くのではなく、気づいた人が改善したい事を書けるようにしました。

5、気付きシート担当者を選任、上司よりもより気楽に提出出来るようにしました。

6、個人の問題でなく、全体の問題として改善について話し合うようにしました。


他にも色々と取り決めたものがありますが、これまでよりも格段に業務改善のサイクルが回り始めたことを感じます。これまで膠着していたものを改善していいんだ、変えていく必要があるんだと、ベーシックな価値観から変わっていくことを感じます。





どんどん改善、今日より明日がよくなるよう。1年後にはどこまでいけるのか。楽しみです。改善シリーズ、今後も続けていきます。


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