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  • 執筆者の写真: sazanamicare
    sazanamicare
  • 2023年12月30日
  • 読了時間: 4分

さて、ケアセンターさざなみは大きな変革期を迎え、法人設立から20期を終え、21期に突入しています。


2023年もいろいろな取り組み、チャレンジを経て、令和元年12月以来、4年ぶりの年次報告会(忘年会)を開催することができました。令和元年の12月は房総半島台風の復旧がひと段落したタイミング。その後、令和2年1月末にはコロナウイルスが中国武漢で猛威を振い出した頃。


色々なことがありました。価値観も社会規範も変容し、そもそもの社会構造の変容のスピードは激化しています。


さざなみも社会情勢の荒波に飲み込まれ、なんとかもがきながらもここまで辿り着き(流れ着き、、)。リラックスした数時間を過ごす事ができました。



今期のトピックであった大六デイサービスの改修工事もほぼ完了し、日中は平均年齢80数歳のウォーキングコース、55メートル歩廊は子供達のサーキットとなりました。


令和6年1月1日を持ってさざなみは代表者が2代目へ事業承継いたします。法人名称も「有限会社ケアセンターさざなみ」から「さざなみケア株式会社」へ。激動の社会を次の世代に良い形で引き継げるよう、「ケア」の視点を持った事業経営に取り組んでまいります。


2023年は経営理念の策定やロゴの作成、就業規則の全面改訂。自分たちのアイデンティティを見つめ直す一年となりました。



自分たちが作り出す場所は、そこに関わる構成員みんなにとって良い場所にしたい。心理的安全性の高い場であらねばならない。まずはそれがいちばんの想いです。


私たちの人生の一端が集まり、その集合体が場に現れていきます。自分たちを取り巻く環境が、周囲に何がしかの影響を与えていきます。クライアントだけでなく、クライアントの家族、ケアチームの構成員、地域社会。そのすべてにポジティブなエネルギーを渡せるように。今を広く見るだけでなく、時間を超え、次の世代に希望を残せるように。


今、もし壁にぶつかっても、周りには大勢の仲間がいます。そしてその仲間は自分の心の持ちようでどんどん増えていきます。現代社会自体が、社会全体で壁にぶつかっているような状況でもありますが、一人で壁をぶっ壊す事は難しくても、少しだけ、不安や弱みを、思いを誰かに伝えられれば、その壁はいつの間にか、スッと何処かに消え去ります。感謝を忘れず、他の仲間になんらかの壁が現れた時、次は自分が助けられるように。


今年もいろいろな出会いや別れがありました。いろいろな涙や喜びに向き合わさせて頂きました。自分たちも様々な様態をとった意思や思いに触れることで、少しずつ成長させていただきます。そして来年も、みんなで手を取り合い、少しずつ、強くなっていきます。


本年起こったことの全てに感謝します。皆様にとって来年も良い年になるよう、鋸南町の片隅から祈っています。


最後に2023年レコード大賞を取った曲。この一年、何となく支えられてきた曲の歌詞を。


「なるようになるさ」




以下、引用


「ケセラセラ」 Mrs.GREEN APPLE 作詞・作曲 大森元貴


ケセラセラ


今日も唱える

限界?上等。やってやろうか。

愛を捨てるほど暇じゃない いつも All right, all right

ここを乗り越えたら 楽になるしかない


痛み止めを飲んでも

消えない胸のズキズキが

些細な誰かの優しさで

ちょっと和らいだりするんだよな


負けるな

今日も踏ん張って

固めた殻で身を守って

また諦める理由探すけど、


ケセラセラ


今日も唱える

限界、上等。妬ましさも全部

不幸の矢が抜けない日でも All right, all right

食いしばってる


でもね、今日はちょっとだけご褒美を

わかっているけれど

私を愛せるのは私だけ。


生まれ変わるなら?

「また私だね。」


ひとりぼっちだと気付いても

繋がりは消えるわけじゃない

たまにがいい たまにでいい

ちゃんと大切だと思えるから


貴方の幸せを分けてほしい

悲劇の図鑑

私ってそう。

仕方ない程 自分よがり


バイバイ 幼き愛の日々

いいよもう 願うは「はじめから」

ベイベー 大人になんかなるもんじゃないぞ

ツァラトゥストラ


ケセラセラ


今日も唱える

何のせい?誰のせい?

勝てなくたっていい

負けない強さを持ちたい そうさ All right, all right

乗り切ってみせる


ケセラセラ


今日も言い聞かせる

不幸の矢が抜けない日でも All right, all right

止まらないで居よう。


だから、今日は

ちょっとだけご褒美を

笑える日は来るから。

私を愛せるのは私だけ


生まれ変わるなら?

「また私だね。」


バイバイ 無頓着な愛の日々

ファンファーレ 喜劇的な「つづきから」

ベイベー 大人になんかなるもんじゃないけど


ケセラセラ


バイバイ 空っぽ器にヒビ

ファンファーレ 明日も「つづきから」

ベイベー 大人になんかなるもんじゃないけど


ケセラセラ


なるようになるのさ


ケセラセラ

  • 執筆者の写真: sazanamicare
    sazanamicare
  • 2023年11月22日
  • 読了時間: 2分

お知らせをしていたロゴがついに完成しました!!!










日々の業務の中で大切にしている事、真に表現したい思いはどんなものなのか、この数年間に及ぶ大六デイサービス改修期間があったからこそ、自分たちのアイデンティティを掘り下げて見つめる事が出来、より深い気付きを得られた気がしています。



期間中、当然ながら、色々な壁にぶち当たり、課題も多くありましたが、そのたびに誰かが話を聞いてくれ、一つ一つ整理し、私たちを良い方向へ導いてくれました。



日々の仕事の中から、心を揺さぶられる印象的なケアの場面に立ち会わせていただく事、共にケアに向かう仲間や利用者御家族の思いや気合、ケアを受ける当事者の生命力の輝き、誰かの言葉に力をもらう事。地域からの期待の声(重圧、、、)。様々なことが栄養となり、今ここにようやくたどり着けている気がします。





医療・介護同時改定となるインパクトの大きい次期介護保険制度改正に向け、毎日のように様々な議論がなされています。しかし、議論の内容を追っていても、未来への希望を抱きにくい状況に感じています。



それでも私たちは日々の実践により、豊かな地域社会の暮らしを護ることができるよう、全力で取り組みます。元気いっぱいにケアに取り組み、この地域に暮らし続けることを選択できる社会を次世代に残せるように努めます。



このロゴデザインに出会えたこと、非常に幸運で、恵まれていることだと思います。ここまで導いてくださった方々、すべての物事や環境に感謝します。そしてこのロゴを胸に抱き、日々の仕事に精進していこうと思います!



ケアセンターさざなみ大六の工事は完了し、残すこところ、備品関係の整備となっています。室内写真についてもたくさんお見せしたいところですが、もう少々お待ちください!








  • 執筆者の写真: sazanamicare
    sazanamicare
  • 2023年4月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年8月28日

よく考える事として、一人の人間がもつ 水平線のきらめきのような なにかを 大切にした仕事をしたい ということがあります。


その方の日々の生活の中で発せられる生命力の美しさ、今この瞬間、過ごすことが出来ている時間の尊さ、人と人のポジティブな関わり合い。慈愛に満ちた言葉の交換。それらは美しく尊い。私たちの支援はそれを上手く引き出すものでありたい。


ケアセンターさざなみ大六の改築計画に伴い、企業を表現するサインやロゴデザインを考える機会がありました。


「ケアセンターさざなみ」のデザインを考える時、よくある波のうねうねとした造形を使うことではない、何か違う表現ができないかと考えました。「さざなみ」という屋号からどのような意味を見出せるか。


海の表情は常に一定でなく、穏やかな日もあれば荒れ狂う日もあります。光の具合によっても表情を変え続け、一日の中の時間帯によってもその姿は移ろいます。砂浜や地形も刻一刻と変わり、訪れる人やその人の置かれた状況や心情によってもその風景は違うように見えるかもしれません。



水平線には、確かに明確に境界があり、けれども非常に曖昧です。その美しく尊く儚い刹那を大切にしていきたい。


一人の人間の生と死に、深くかかわらせていただく仕事だからこそ、水平線のきらめきのような なにか を大切にしたい。それを大切にしていることをしっかりと共有していきたい。


『なにか』は人それぞれ違うでしょう。私たちは耳を澄まし、五感を研ぎ澄ませ、その何かを感じることに力を注ぎます。


「水平線のきらめきのような」をキーワードとして「さざなみ」という屋号から抽出し、デザインに落とし込み、日々の仕事の中で大切にしていきたいと思います。




0470-55-2557

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