本日、ケアセンターさざなみは仕事納めとなります。
一人での生活が困難な方はおられますので、一部訪問介護は年末年始も業務を絞り稼働してまいります。
本年もコロナウイルスへの対応に追われ、ブログの更新もままならず…。スタッフ一同走り続けた一年となりました。昨年のデルタ株からオミクロン株へ変化し、重症化率は低くなったとはいえ、その途方もない感染者数に圧倒された一年だったように思います。
来年で終わりにしてほしい…と切に願っておりますが、来年はどのような年になるでしょう。地域や社会と連携し、助け助けられながらなんとかサバイブしていきたいと思います。
そんな中、さざなみは少しずつ、前に進んでいます。
大きなトピックとして、皆様に協力いただきながら、さざなみ大六デイサービスの大規模改修工事が開始となっています。
工事に踏み切ろうと思ったきっかけは、やはり感染対策。これまでの浴室は窓が取れず、入浴介助中のマスク着用が必要となった今、サウナ状態の中、入浴介助に携わるスタッフの厳しさをどうしても改善したいと考えたことでした。よい就労環境を準備したいことが一番。
ただ、思い切って工事に踏み切るのであれば、単にお風呂の改修だけでなく、トータルで空間をブラッシュアップしていきたい。より新しい時代のデイサービスを作っていきたい。そんな思いから、ご縁をいただいた建築家 B2Aarchitects 馬場兼伸さんを設計に迎え、幾多の打ち合わせを経てようやく工事にたどり着きました。
12月から4月いっぱいほどの工事期間となりますが、区画を区切り、第一期工事に入っています。曜日の変更など関係者の皆様には大変ご尽力いただきました。ありがとうございます。
介護の仕事はとても深く、やりがいのある仕事です。
昨今の社会情勢、社会保障や介護を取り巻く環境は厳しく、単純に未来を見据えても希望が見出しずらいかもしれません。
この地域で介護に携わる私たちが、日々の仕事に誇りを持ち、思いを共にした仲間と良い環境で、質の高いサービスを継続して提供していくことで、後に続く人たちが、介護の仕事をしてみたい。この地域で生きていける。そんな風に思えるよう、生き生きと活動していきたい。そんな思いで来年も駆け抜けたいと思います。
この一年も多くの出会い、そして別れがありました。そのひとつひとつを大切に、感謝の気持ちとともに新しい年に向かいたいと思います。
本年もありがとうございました。来年も良い年になりますよう、どうぞよろしくお願いいたします。