今日は3月11日、東日本大震災から十年の月日が流れています。あの日起こった事、今も昨日の事のようにありありと思いだすことができます。
東北から遠く離れたこの地で感じた不安。実際に被災地にいらっしゃった方の心情は想像もできません。今もなお、復興の途上、あの日に有ったものは形が変わり、戻らない。自分たちに何かできる事があるのか、考えると途方に暮れてしまいます。
以下は本日の朝刊、読売新聞に掲載された福島県の広告。
上記カッコ内抜粋します。
「あの日私たちは、波に飲み込まれていく人々の手を掴み取って救うことができなかった。だから今度は、社会から分断されゆく人々の手を握り締めて、離さないで。みんながもっと自分を、他人を愛せる世界を願っています。そして私自身が、そうでありたい。」
会津学鳳高校 平子七海さん
あの日生まれた赤ん坊が10歳、10歳だった子供たちは成人しています。上記の文章を高校生が書いたこと。このコロナ禍、今の世界が彼女たちにどう見えているのでしょうか。絶望の先に希望を。希望を持ち続けられる世界を私たち一人ひとりが作らねばなりません。大人である私たちが、次の世代に引き継げるように。
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