今日は認知症に対するケアについて少し書いてみます。
介護の仕事の大切な支援に認知症ケアがあります。
認知症と言っても様々、性格は今までのまま、物忘れが増えてくること。それは年齢なりに理解がしやすいことかもしれません。
難しいケースが周辺症状(BPSD)と言われるものが出てくること。
暴言や暴力、興奮、抑うつ、不眠、昼夜逆転、幻覚、妄想、せん妄、徘徊、もの取られ妄想、便いじりや不潔行為、異食などこの他にも症状は様々です。
その時に大事なことは、尊厳。ご本人を認知症の○○さんと考えてしまうと出口が見えません。本人の尊厳、誇り、大切にしてきたことや好きなこと。語りたいことをいかに引き出せるか。
周辺症状が現れている時の表情と、本人の語りたい事、語るべきことを語っている時の表情、目の輝きは全く違うものです。
いかに日々のケアで、そういったケアを組み込んでいけるか、それを継続できるか。難しいですが、それによってガラッと良い方向に変わることがあります。
当然、うまくいかない場合も多くあります。ただ、取り組まないわけにはいきません。色々みんなで考えて、良いケアを提供し、良い暮らしにつなげて行きたいと思います。
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